吊り幅調整可能な軽量コイル吊りフック+吊り天秤
- フック・ハッカー
解決前
・長さの異なるフィルム(コイル状)をC型のフックを使用して吊り上げて運搬している。・フィルムの心材の片方から差して、その先端にナイロンスリングを取付け落下防止として使用している。
お客様が抱えていた課題(顧客要望)
・傾いた時に荷が落ちる危険があったため、スリングベルトを使用しているが、あくまで応急処置であり、安全に作業できる吊り具がほしい・長さの異なるフィルム(コイル状)でも一つの吊り具で対応したい
・吊り荷に力がかかり傷ついたりはNG
解決策(提案内容)
吊り幅の調整可能な天秤と、フィルムの心材に両側からフックを挿して、フック同士をスリングベルトで幅固定して吊り上げる構造とした。【ポイント】
・吊り天秤のフック取付部を溝形状にしたことで、容易に吊り幅を変更できる
・心材との滑りを考慮して、フック部にウレタン樹脂を取付
・心材部分のみにフックが当たるよう段差をつけることで、フィルムに直接フックが接触しないようにした
・フックの抜け防止として、フック同士をスリングベルト(ラチェット式)で固定